雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(舗装技術)真夏の道「打ち水」で涼しく アスファルト舗装に新技術

2005年06月26日 | 環境一般
炎天下のアスファルト舗装を「打ち水」で涼しく――そんな技術を大林組と大林道路が共同開発した。従来の「保水性舗装」に比べると費用は2~3割増しになるが、子供が何時間も並ぶような遊園地の歩道や、駐車場などへの利用が期待される。

 真夏のアスファルト舗装の表面は、温度が60度にも達することがある。水をまくと、蒸発する際の気化熱で温度が下がるが、効果は持続しない。アスファルト舗装のすきまに保水材を入れ、雨水を保つような保水性舗装も普及しているが、晴天が続くと効果が減る問題があった。

 「打ち水ロード」は、アスファルト舗装の中に給水管を敷き、雨が降らなくても常に水がしみ出すように工夫。舗装のすきまに砂を入れることで、水が表面に伝わり、路面全体から蒸発する。

 愛知県の実験住宅「トヨタ夢の住宅PAPI」の構内道路で試してみると、気温23度の日、周辺道路は38度だったが、打ち水ロードは34度だった。真夏には、一般のアスファルトより20度ほど下がると推定された。

 タイマーで必要最小限の給水にとどめたり、ためた雨水を利用したりする工夫を加えることで、水の消費を抑えることも可能だという。

朝日
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